お蔭様で多くのご参加を頂き終了しました。 ありがとうございました。 |
会 期 | 2005年11月10日(木)午後〜11日(金) |
会 場 | 日本科学未来館 (東京都江東区青海2−41) |
内 容 | 1.一般発表 36件 プログラムはこちら 予稿集(pdf) はこちら 2.特別講演 ピーター・ヤチヨ(PÉTER JACSÓ)博士 (ハワイ大学 情報・コンピュータ学科 教授) 引用データによって強化された学術情報データベースを、いかに評価するか 3.情報交流会 4.特別ワークショップ 5.展示コーナー (両日とも) 情報科学技術協会のOUG,SIG活動紹介(パネル紹介) 科学技術振興機構のJDreamU、J-STAGEの紹介 |
参加費 | ・シンポジウム:6,300円 学生 4,200円 (予稿集代、消費税込み) ・交流会 :4,200円 (消費税込み) |
問合せ | 独立行政法人 科学技術振興機構 INFOPRO2005事務局 ・пF03-5214-8406 |
ピーター・ヤチヨ(PÉTER JACSÓ)博士 (プロフィール紹介) (ハワイ大学 情報・コンピュータ学科 教授) (ヤチヨ博士サイト) ・ハンガリー生まれ ・1979年ブダベストEötvös Löránd 大学で政治・法律学博士の学位取得 ブダベスト国際コンピューター教育・情報センターにご勤務 ・1988年米国に渡られ、主にハワイ大学で情報学の研究・教育にご活躍 特別講演 引用データによって強化された学術情報データベースを、いかに評価するか Evaluation of Citation-enhanced Scholarly Databases (英文概要)(当日スライド) 情報のプロフェッショナルによるデータベースの評価と比較は、その比較に際して最も適したデータベースを選ぶことが非常に重要である。 最近では、データベースの情報源となる一次資料が引用したレファレンスを組み込んだ新次元がもたらされ、引用を辿ることで非常に関連性の高い論文を検索できるというだけでなく、データベースの評価そのものがこれにより変わり始めた。引用文献を提供することは、統制語や複雑な検索式を使わずに主題に関連するデータに利用者を導くことである。従来のデータベース評価の基準では収録範囲、年代、ドキュメントの種類、ジャーナル誌数、正確性や一貫性が中心となるが、引用データにはその構造・フォーマットなど特有の評価内容が加えられる。 中身まで見た上での評価とは、通覧、検索、ソフトウェアの出力の特性などが常に評価される。情報蓄積や抽出のプログラムをどうするかによって、引用のインデックス方法、蓄積・見せ方は非常にさまざまである。最も賢い方法としては、データベース内側でのリンク、あるいは外側に向けてのリンクなどを加えて、文献情報間での引用・被引用を実装したり、引用数のカウントを計算したり表示したりして、検索結果を引用の多い順にランキングするなどの仕組みを加えている。 こうした特徴は引用検索と従来の主題検索の双方を効果的にするものである。 特別講演では引用に関するコンテンツや機能に特に着目して主要なデータベースを評価する基準を検証し、インフォメーションプロフェッショナルにとって助けとなるものは何かを論じる。 特別ワークショップ 引用関連コンテンツとソフトウエアの比較と評価の実際 How to compare and evaluate the citation-related content and software features of databases (英文概要) (当日スライド) 引用を取り込んだデータベース、出版者アーカイブおよびリポジトリー等を収録範囲、内容、フォーマット、引用の構造などで評価・比較する方法を示す。また、 a)引用されたファクターをレポート化すること、b)インデックスをみること、c) 引用された著者、機関名、ジャーナル名、論文名の検索などをさまざまなプラットフォームによる提供において比較する。(Web of Knowledge, Scopus, Google Scholar, STN, CSA, Dialog, Ovid, OCLC, Ebsco, ScienceDirect, HighWire Press, CiteSeer など)。 |
後援 | 専門図書館協議会、財団法人 データベース振興センター、日本データベース協会、 特定非営利活動法人 日本医学図書館協会、社団法人 日本図書館協会 |
共催 : 独立行政法人 科学技術振興機構 (JST) 社団法人 情報科学技術協会 (INFOSTA) |