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目次、前回 < > 次回 | 第 269 回化学分科会開催報告 |
日時 | 2005 年 9 月 6 日 (火) 14:00-17:00 |
場所 | (株) ダイヤリサーチマーテック本社 会議室 |
配布資料:
1. 化学物質総合情報提供システム (CHRIP) の紹介
製品評価技術基盤機構 (NITE) 化学物質管理センター 大久保様に化学物質総合情報提供システム
(CHRIP) と化学物質管理センターの業務についてご紹介いただいた。
CHRiP は
より成り、MSDS の作成支援、使用予定の化学物質の安全性情報、法律情報の入手などに利用され、年間約 320 万ページのアクセスがある。検索システムでは CAS 番号、化学物質名、構造式より検索が可能で、個別物質情報として、名称・構造・化審法分類、PRTR 等国内法規制情報・各国インベントリ/規制情報・有害性評価情報・物化性状・環境毒性・健康毒性情報が得られる。。
2. 製品評価技術基盤機構 (NITE) 化学物質管理センターの紹介
NITE 化学物質管理センターでは、化学物質に係る知的基盤整備 (CHRIP の整備、化学物質総合リスク評価・管理に関する取り組み、標準物質の整備)、化学物質管理に関する法施行支援 (化審法・化管法・化兵法関連業務) など幅広い業務をおこなっている。
3. CODATA ワークショップ報告
時実氏より、9 月 1-2 日にパリで開催された CODATA ワークショップについて報告があった。2005 年 11 月に開かれる世界情報社会サミットに向けて e-サイエンスのための情報コモンズ構築のための提言を纏めるためにおこなわれ、電子ジャーナルのオープンアクセス、研究データの公開、サイエンス・コモンズなどさまざまな発表と議論があった。