トップ 日本オンライン情報検索ユーザ会 (OUG)

目次前回 < > 次回 第 241 回化学分科会開催報告
日時 2003 年 2 月 21 日 (木) 14:00-17:00
場所 (社)化学情報協会 6 階講習会室

配布資料

  1. STNews(Vol.18 No.5 2002年9・10月号)
  2. STN Express V6.01 for Windows(SciFinder回答セットからコマンドファイルの作成)

最近バージョンアップされた”STN Expres with Discover! V.6.01”の新機能に関し(社)化学情報協会の田中友子氏から紹介があった。紹介内容の概略は以下の通りである。

今回のバージョンアップでは検索担当者から要望の多かった以下の機能強化が図られた。

1. CAS Registry BLAST配列検索機能の追加

これまではSTN on the Webでのみ利用出来なかったが STN Expres with Discover! V.6.0でも利用出来るようになった。

2. 後処理ツールの機能強化

レポートツールやテーブルツールなどの検索結果の後処理ツールについて、効率的に利用出来るよう強化が図られた。強化点として、以前作成のレポートやテーブルの編集の可能化、作成されるテーブルのレイアウトの改善、不要な記事の削除、等である。

3. SciFinderの回答セットをSTNで利用できる機能の追加

SciFinderで得られた回答セットをもとにSTN Expressで質問式を自動的に作成し、STNで検索してSTNのL番号回答セットを作成できる。

4. その他

その他の強化点として、定型レポートツールで利用できる定型フォーマットの追加 (化学物質レポート、化学物質テーブル等)、STN Express以外のSTN関連製品で保 存した検索記録ファイル(RTF)を後処理ツールで扱える機能の追加、CAS登録番号、特許番号、記事登録番号リストのコマンドファイルへの変換機能の追加等である。 その他、2003年4月サービスが開始される New JOISにも利用できる。