2008 年度 情報検索応用能力試験 2 級
試験問題 解答例 [後半] (2009. 5. 3) (情報科学技術協会オンラインユーザ会化学分科会) 連絡先 ougkagakuyahoo.co.jp
(前半はこちら)
当分科会で作成した解答例です。
作成に際しては最善を尽くしておりましたが、誤り等のために生じた損害等につきましては責任を持ちませんのでご了解ください。またご意見・コメントがございましたら、ぜひ上記分科会アドレスまでお寄せください。
問題は情報科学技術協会ホームページにあります。
テキストは「情報検索の知識と技術」です。
問 13
原資料にアクセスする機能
情報を選択的に受信する機能
過去分も検索できる機能
ユーザ管理機能
コメントを書き込む機能
問 14
(1) | 和文標題、抄録、シソーラス用語、準シソーラス用語、物質索引 | |
(2) | 長所 | 自動的に中間一致となっているので、語幹一致を考える必要がない |
短所 | ノイズが避けられない、たとえば、「立国」を検索すると「国立国会図書館」がヒットする | |
(3) | 「疾病」と入力すると「疾ぺい、「タンパク質」と入力すると「たんぱく質」、「蛋白質」、英語表記を入力すると米表記も示すような機能 | |
(4) | あるシソーラス語を入力するとその上位語も自動的に索引するような機能 | |
(5) | シソーラス用語「洗浄」の下位語に「スクラビング」があったので検索されたと考えられる |
問 15
1 | (1) | GDP または GNP の語を含みかつ「世界ランキング」という句を含むサイトだが、「グッドデザインプレゼンテーション」や「人情」という語を含むサイトを除く。 |
(2) | 「グッドデザインプレゼンテーション」や「人情」という語がたまたま含まれているが、目的にあったサイトがヒットしない。 | |
「世界ランキング」でなく「世界所得ランキング」と記載されていたサイトはヒットしない。 | ||
2 | 略 | |
3 | 1 | 会社名の記載が異なっていた→考えられる異表記を加える |
2 | 会社名が変更されているか、合併等で異なる会社になっている→会社名の履歴を調べ、検索語に加える | |
3 | その会社名が出願人名に記載されていない→権利人フィールドも検索してみる | |
4 | データベースの収録範囲が適切でない→他のデータベースも試みる | |
4 | その部分構造を Registry ファイルに SDI 検索式として登録し、新規化合物と新規文献を同時に検索するようにする。具体的には SMARTracker を用い、更新コードを UPP (新規レコードの追加と既存レコードへの対応特許の追加) とする。また重複除去無しの設定とする。 | |
5 | (1) | Pharmaprojects, IMS R&D Focus, Adis R&D Insight, 明日の新薬, (Thomson Pharma) |
(2) | 解熱鎮痛薬を示す MeSH タームと個々の薬品名を合わせて用いて検索する |