2011年7月改訂
                              INFOSTA 試験実施委員会
情報検索能力試験に関するQ&A
  

◆ 情報検索基礎能力試験編 ◆            


Q1
受験資格はありますか             
Q2
どのような人が受験しているのですか    
Q3 どのような勉強をすればよいのですか
Q4 出題形式について教えてください
Q5
合格のメリットは何ですか  


◆ 情報検索応用能力試験(2級)編 ◆ 


Q6
受験資格はありますか
Q7
どのような人が受験しているのですか
Q8
どのような勉強をすればよいのですか
Q9
合格のメリットは何ですか  


◆ 情報検索応用能力試験(1級)編 ◆ 


Q10
受験資格はありますか
Q11 どのような人が合格しているのですか
Q12
専門分野別に問題が出題されているのはなぜですか
Q13
どのような分野があるのですか
Q14
分野はいつ決めるのですか
Q15
「総合」ではどのような問題が出題されるのですか

(論文問題について)
Q16
どのような課題が出題されるのですか
Q17
論文では文字だけを書くのですか、それとも図や表も含めるのですか
Q18
資料の持ち込みは可能ですか 
Q19
採点はどのように行うのですか

(二次試験について)
Q20
二次試験の概要を教えてください
Q21
プレゼンテーションの内容は何をするのですか
Q22
論文は返却してもらえるのですか
Q23
プレゼンテーションでは何を採点するのですか  

                               


◆ 情報検索基礎能力試験編 ◆

Q1 受験資格はありますか
A1
                            
受験資格はありません。また、情報検索応用能力試験(2級)と同時に受験することもできます。



Q2 どのような人が受験しているのですか
A2                            
情報検索の基礎知識を体系的に身につけたい方、例えば、図書館情報学や情報学関連を専攻する学生や 司書課程を履修する学生、企業の情報管理部門の担当者などです。



Q3 どのような勉強をすればよいのですか
A3                             
情報検索の基礎知識 新訂2版」(情報科学技術協会編、2011年7月発行)が指定テキストとなっています。 このテキストの内容をしっかり勉強してください。
また、過去の問題を解答してみることや、試験対策セミナー(有料)を受講することもお勧めします。 過去の問題および試験対策セミナーについては、
協会ホームページ (http://www.infosta.or.jp)または会誌(「情報の科学と技術」)をご覧下さい。



Q4 出題形式について教えてください
A4                             
受験者全員が解答する共通問題と、2つのコースから選択する選択問題があります。選択問題は、Aコース (情報検索基礎)とBコース(情報リテラシー)があります。試験問題は2コースが一緒に配布されます。 問題を見た上で解答するコースを決定してください。



Q5 合格のメリットは何ですか
A5                             
データベースやネットワーク上の情報源から情報を検索・入手するための基礎的な知識・技術に加え、 Aコースでは、図書館員などの情報専門家に必要とされる情報検索・情報管理の基礎能力を、 Bコースでは、基本的なレベルの情報(コンピュータ)リテラシー能力を有していることが合格の目安となります。
 従って、本試験の合格を目指すことにより、今後、ますます情報を活用する能力が求められる中で、より効率的で、効果的な情報活用能力を磨くことができ、これを学業や仕事に役立てることができます。
 また、Aコースについては、情報検索応用能力試験2級への第一ステップとしても位置付けられており、こうした 知識や技術、能力を今後、さらに高めることもできます。


◆ 情報検索応用能力試験(2級)編 ◆

     
Q6 受験資格はありますか
A6                             
受験資格はありません。情報検索基礎能力試験と同時に受験することもできます。



Q7 どのような人が受験しているのですか
A7                             
情報検索業務に従事している人や、情報検索に関心の深いエンドユーザーなどです。



Q8 どのような勉強をすればよいのですか
A8                             
試験の概要および試験範囲を説明した「2級受験の手引き」をご参照下さい。この中で、受験のための学習方法や、学習に役立つ参考資料・サイト・サーチエイドも紹介していますので、参考にしてください。また、過去の試験問題も協会ホームページに掲載されていますので、あわせてご活用ください。
なお、新訂 情報検索の知識と技術」(情報科学技術協会編、2010年5月発行)が参考図書となります。




Q9 合格のメリットは何ですか 
A9                             
情報検索およびその結果の評価、加工に関する知識・技能ならびに企画力およびコンサルティング能力を身に付けていることが認定されます。
また、本試験は1985年より実施されており、社会的認知度もあるため、試験に合格することにより上記に示した能力等が客観的に評価されることにつながります。
 また、2級の取得が上位試験にあたる1級受験の必須条件となっています。情報検索や情報コンサルタント業務において必要とされるマネジメント能力やより高度な専門知識など、さらに高度な能力等に対する評価を受けるための、第一ステップとなります。
 なお、試験合格者に対する求人広告は、会誌(「情報の科学と技術」)にもしばしば掲載されます。2002年度までは「データベース検索技術者認定試験」として実施

◆ 情報検索応用能力試験(1級)編 ◆

Q10 受験資格はありますか
A10                             
2級の合格者のみ受験可能です。なお、2002年度まで実施した「データベース検索技術者認定試験(2級)」の合格者でも受験できます。



Q11 どのような人が合格しているのですか
A11                             
情報検索関連分野に関するハイレベルな知識や応用力、エンドユーザーやサーチャーを教育・指導する能力、そしてマネジメント能力を持っている人です。



Q12 専門分野別に問題が出題されているのはなぜですか
A12                             
情報専門家の業務が専門分野別に特化されてきたためです。 また、情報管理部門のマネージャー、図書館のレファレンス担当者など、情報関連業務のスペシャリストの能力を認定するためです。



Q13 どのような分野があるのですか
A13
                            
「ライフサイエンス」「化学」「特許」「ビジネス」「総合」の5分野があります。



Q14 分野はいつ決めるのですか
A14                             
試験問題を見た上で解答する分野を決定することができます。ただし、選択する分野は一つとし、前半から後半まで同一分野の問題を解答することとします。



Q15 「総合」ではどのような問題が出題されるのですか
A15                             
「総合」以外の4分野にみられるような専門性にとらわれない、幅広い情報検索関 連知識、コンサルティング能力、教育・指導能力を問うような問題が出題されます。



(論文問題について)
Q16 どのような課題が出題されるのですか
A16                            
知識を問うというよりも、受験者の経験や、その経験に基づいた考え方を述べるような課題となります。したがって、知らないから書けないということではなく、誰でも書くことができる課題が出題されると考えて良いでしょう。



Q17 論文では文字だけを書くのですか、それとも図や表も含めるのですか
A17
                            
必要があれば図や表を用いても良いのですが、それは字数には数えません。



Q18 資料の持ち込みは可能ですか
A18                             
辞書・参考書の類を持ち込み可能とします。ただし、受験者の公平を期すため、市販の出版物に限定し、電子媒体は不可とします。冊数は3冊までとします。



Q19 採点はどのように行うのですか
A19
                            
あらかじめ採点基準が決められており(非公開)、それに基づいて複数の専門家による採点が行われます。論文の内容が、1級にふさわしい専門性や技術に裏づけされているかどうかが決め手となるでしょう。



(二次試験について)
Q20 二次試験の概要を教えてください
A20
                            
3人の面接官による約30分間の面接試験です。はじめに、受験者にプレゼンテーションをしていただき、残りの時間で面接官がプレゼンテーションの内容などについて質問をします。



Q21 プレゼンテーションの内容は何をするのですか
A21
                            
一次試験後半の論文に書いた内容を6分にまとめて、面接官に対してプレゼンテーションをしていただきます。プレゼンテーション方法の詳細は、一次試験の合否通知と一緒に、合格者の皆様にご案内します。



Q22 論文は返却してもらえるのですか
A22                             
解答用紙は返却しませんが、問題用紙は持ち帰ることができます。一次試験の合否は1月中旬に通知しますので、一次試験合格者は、論文課題に対して、改めて適切な解答を作成してください。論文とプレゼンテーションの内容は照合しませんので、課題に対して最も適した内容でプレゼンテーションをしてください。



Q23 プレゼンテーションでは何を採点するのですか
A23
内容のほか、プレゼンテーション技術・効果、態度などを、採点基準に基づいて採点します。         



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