近年学術情報流通は本来無料であるべきという考え方のもと、オープンアクセス運動と、その一つの具体的な活動である機関レポジトリの構築が進んでおります。一方出版社側もオープンアクセスジャーナルの創刊などの取り組みを続けております。
オープンアクセス運動が起こった背景から何が問題でどう解決すべきかについての情報提供は、これまで主に図書館の方のお話が中心で、特に日本で出版社側の具体的な取り組みや考え方を聞く機会はほとんどありませんでした。今回のセミナーでは、日本で積極的に活動されている方に、オープンアクセスジャーナルの実態や機関レポジトリとの関係についてお話いただく場を用意いたしました。特に電子ジャーナルがどのようにしてできているかについて直接話を聞ける数少ない機会となります。
図書館、出版社、ベンダー、印刷会社など情報提供サービスを行う方々が相互理解を深めるチャンスと思われますので、この機会に是非ご参加いただき活発な意見交換を行っていただければと思います。
講師
亀田 幸成 氏(IOPP:英国物理学会出版局)
林 和弘 氏(日本化学会)
スケジュール
-
14:00〜14:05 挨拶と趣旨説明
-
14:05〜14:40 電子ジャーナル作成概論(林氏)
-
14:45〜15:45 IOPPの取り組みにみる電子ジャーナル作成とオープンアクセスの事例(亀田氏)
-
16:00〜16:30 出版社から見たオープンアクセスと機関レポジトリ(林氏)
-
16:30〜16:55 ディスカッション
定員
60名
会場
参加費
会員:7,350円、 非会員:10,500円(消費税込み)
※開催7日前以降のキャンセルについては、参加費の全額を頂戴いたします。
申込方法
申込先
社団法人 情報科学技術協会(INFOSTA)
112-0002 東京都文京区小石川2ー5ー7(佐佐木ビル)
TEL:03-3813-3791 FAX:03-3813-3793