電子ジャーナル導入の実際 − コンソーシアム、今後の行方、企業事例 −
日時：2003年4月23日（水）　13：30〜16：30

現在、多くの大学、研究機関、企業等で、電子ジャーナルの導入が年々増加する傾向にあり、それに伴い電子ジャーナル購入のための費用の増大も大きな問題となっています。そこで、より有利な条件で電子ジャーナルを購入するために、複数の図書館が共同して電子ジャーナルの購入契約を結ぶ、電子ジャーナルコンソーシアムの形成が欧米では一般的になりつつあり、日本においても様々な取り組みが進められています。
　本セミナーでは、電子ジャーナル導入の現在の状況や今後の展望等について、コンソーシアムを取りまとめた経緯及び私立大学図書館としての、また全社展開で電子ジャーナルを導入した企業情報部門としての経験を、お二人の講師にお話いただきます。電子ジャーナルの導入について異なる視点から話題を提供していただくことにより、電子ジャーナル導入の利点や、今後の課題等を明確に把握することが期待されます。
　併せていくつかの企業の情報部門にご協力をお願いし、聞き取り取材とメールアンケートを行った結果をまとめ、予算の手当・ユーザーサポート・社内外の折衝といった実務上の問題について事例報告をいたします。
電子ジャーナルの導入に携わっている方や、現在コンソーシアムへの参加を検討されている方だけでなく、これからの学術情報の流通に興味をお持ちの多くの方々のご参加をお待ちしております。

講師およびテーマ

母良田　功 氏（昭和薬科大学図書館） 　　日本薬学図書館協議会電子ジャーナル・コンソーシアムと昭和薬科大学図書館の取り組み

出水　晶 氏（東レ） 　　合繊メーカー東レにおける電子ジャーナル導入の取り組み

INFOSTA研修委員による企業事例報告（約20社を取り上げる予定）

主催　　社団法人　情報科学技術協会（INFOSTA）
112-0002 東京都文京区小石川２−５−７（佐佐木ビル）
TEL.03-3813-3791　　FAX.03-3813-3793
e-mail:infosta@infosta.or.jp
URL http://www.infosta.or.jp/