INFOSTA西日本委員会企画セミナー
情報部門とナレッジマネジメント

日 時 2002年9月6日(金) 14:00〜16:30
           (講義90分+質疑応答と討議)
会 場 大阪産業創造館 会議室B (大阪市中央区本町1-4-5)
講 師 石津孝義氏 日本政策投資銀行(旧 日本開発銀行)
 情報部門(企業ライブラリー、専門図書館等も含む)は、情報収集と提供のための中枢機能として企業の経営活動に積極的に寄与し、企業の経営環境が悪化している今こそ、その業績に貢献する存在となることが必要です。
情報部門の果たすべき役割の一例として、本セミナーでは「情報部門とナレッジマネジメント」を取り上げます。
「ナレッジマネジメント」は、企業内外の知識情報を移転・共有・活用し、新しい知識の創造する資産に変える経営手法で、顧客満足度の向上、製品・サービスの質的向上、業務の効率化、意思決定の迅速化などにより企業の競争力を強化するものです。これらのナレッジマネジメントに必要な機能は、情報の収集と提供という情報部門の業務と密接します。
企業の情報部門は、特に企業外の知識への入り口として、ナレッジマネジメントにおいても重要な役割を果たす可能性が期待されます。また、ナレッジマネジメントでは情報技術(IT)の有効な利用が重要で、知識を組織化しネットワークで提供することが必要です。さらにインターネットの普及により情報が氾濫する現在は、知識の取捨選択も重要となっており、情報部門はレファレンス力を強化した「知識ナビゲーター」の役割も期待されています。
このような情報技術を利用した企業内外の情報収集・組織化・共有・提供とレファレンスの役割は、情報部門に不可欠なものです。情報部門はナレッジマネジメントに寄与することで、自らの存続のためにも企業経営に貢献することが必須といえるでしょう。

 ※セミナー終了後,講師を囲んでの懇談会を予定しています(実費)。

講師紹介
 イシヅ タカヨシ
  石津 孝義  氏
 所  属:日本政策投資銀行(旧 日本開発銀行)
 兼  務:北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科客員教授
       大阪学院大学経済学部非常勤講師
 主要論文:「企業ライブラリーとナレッジマネジメント」
        レコード・マネジメント 第39号(1999年)
        「変革を求められる企業ライブラリー
        −デジタルメディアの活用とナレッジマネジメント−」
        日本開発銀行情報センターレポート 98-1号(1998年) 他
参加費 会 員 7,350円  非会員 10,500円 (消費税込)
 ※開催7日前以降のキャンセルは参加費の全額をいただきます。
 ※この機会にINFOSTAに入会される場合は会員扱いとなります。
 ※後援団体会員も会員価格で参加できます。
定 員 40名(申し込み先着順)
 ※お早めにお申し込みください。
申込み 下記の参加申込書にご記入の上、郵送またはFaxでお送りください。
開催の7日前までに受講票・請求書などをお送りします。

主 催   社団法人 情報科学技術協会 (INFOSTA)
〒112-0002 東京都文京区小石川2−5−7(佐佐木ビル)
Tel 03-3813-3791 Fax 03-3813-3793
URL http://www.infosta.or.jp/ E-mail infosta@infosta.or.jp

後 援  日本ナレッジ・マネジメント学会(KMSJ)記録管理学会(RMSJ)