これからの情報部門を考える
開催日時:2002年11月11日(月) 13:30〜16:30

 近年のWeb技術の発展は情報部門に大きな影響を与えています。

情報部門の仕事のひとつの柱であったデータベース検索は、インターネットの提供する莫大な情報源や、Web技術を活用したユーザーフレンドリーなデータベースシステムの登場により、もはや情報部門の手から離れようとしています。
もう一方の柱である資料の収集・提供・保存についてもオンラインジャーナルの広がりにより、従来とは異なった業務になりつつあります。
この時代にあって、所属する組織の中で情報部門が生き残っていくためには、自らの組織の目的をきちんと持ちそれにあわせた業務をしていかなければなりません。

今回のセミナーは、これを実現した具体例として、ファイザー製薬の情報部門の事例を紹介させていただきます。
ファイザー製薬は情報部門を従来の図書室からインフォーメーションセンターにリニューアルされました。リニューアルに当たっては、自らの組織が果たすべき役割を明確にし、これまでの伝統的図書室から脱皮する方向や戦略をうち立て、室内デザイン、資料の配置もその役割・方向性にもとづいて行われました。
その結果、新しい時代の情報部門のひとつの形がみごとに実現しています。

セミナーでは、まず今回のリニューアルを理論的側面からバックアップされた中央大学の山崎久道教授に、リニューアルの目標、改革の根本理念、リニューアルによる成果の測定、を中心にお話いただきます。
続いて、実際にリニューアルを実行されたファイザー製薬の藤井信栄さんに具体的な実施内容を苦労話も交えてお聞かせいただきます。
これからの情報部門のありかたについて悩んでいる方に、ぜひ参加していただきたいセミナーです。
多くの方の参加をお待ちしております。
主催  社団法人 情報科学技術協会(INFOSTA)
112-0002 東京都文京区小石川2−5−7(佐佐木ビル)
TEL.03-3813-3791  FAX.03-3813-3793
E-mail:infosta@infosta.or.jp  URL http://www.infosta.or.jp/
講 師
山崎久道 氏 中央大学 文学部 教授
藤井信栄 氏 ファイザー製薬(株) KMリソース部
東京メディカルインフォメーションセンター
(TMIC) マネジャー
会 場 化学会館 5階大会議室
(東京都千代田区神田駿河台1-5 Tel.03-3292-6241(直通))
URL http://www.csj.jp/compendium/
JR 中央線・総武線 お茶の水駅西口下車 徒歩3分
地下鉄 丸の内線 お茶の水駅下車 徒歩4分
地下鉄 千代田線 新お茶の水駅下車 徒歩4分
参加費 会員:8,400円 非会員:11,550円(消費税込み)
※なお、開催7日前以降のキャンセルについては、参加費の全額を頂戴いたします。
定 員 60名
申込
方法
申込書に必要事項をご記入の上、(社)情報科学技術協会まで郵送またはFAXでお申込みください。開催の7日前までに受講票・請求書をお送りします