C会場 2階201号室
○は会場発表者,敬称略
C−1 <e-ラーニング> 座長:山崎久道(中央大学)
09:40-10:10
e-ラーニング向け講演ビデオ複合コンテンツの作成支援
− 動画とスライドの対応付けとポインティング情報抽出
−
(株)富士通研究所 | ○直井 聡 小澤 憲秋 |
〃 | 武部 浩明 勝山 裕 |
東京工業大学 | 横田 治夫 |
e-ラーニングでは、魅力あるコンテンツの作成が必要不可欠である。従来、手動で動画とスライドの対応づけ情報や講師のポインティング情報を入力していたためコンテンツ作成が煩雑であった。本手法では、文字認識と画像マッチングにより画像とスライドを自動的に対応づけるとともに、カラー画像処理によりポインティング情報を自動抽出する。実験により本手法の有効性を確認した。
(15分間 休憩)
10:35-11:35
A・B会場 特別講演
(60分間 昼休み)
C−2 <図書館活動> 座長:山崎久道(中央大学)
12:35-13:05
ドキュメントデリバリーオーダーシステムNeoplanetsの企業への導入事例
味の素(株) ○長縄 友子
(株)サンメディア 加藤 正治
ドキュメントサプライヤーであるサンメディアは、約40年にわたる学術情報提供の経験と実績をもとにWEBオーダーシステムNeoplanetsを開発し、2002年10月よりサービスを開始している。味の素(株)では、自社のイントラネット上にドキュメントデリバリーをオーダーするシステムを利用していたが、(1)オーダーデータが直接サンメディアに渡らないため、発注に時間を要する、(2)オーダーシステムと社内の図書管理DBがリンクしていないため、利用者が社内で所蔵している雑誌をオーダーしても気がつかない、(3)オーダーした文献の手配状況が不明、などの問題点があった。そこで、Neoplanetsカスタマイズ版の構築をサンメディアに依頼し、利用者が直接Neoplanets上でドキュメントデリバリーを申し込めるようなシステムを提供することとした。これにより、
(1)手配時間の短縮化(ダイレクトチェックイン)
→オーダーは、直接サンメディアのサーバーに発注し処理される
(2)社内所蔵雑誌を確認する機能(ライブラリーホールディングチェック)の付加
→オーダー時に、味の素所蔵分を確認できるので効率的なオーダーが可能
(3)手配状況を利用者自ら確認できる機能(利用ステータスチェック)の付加
→オーダー後の処理状況が確認できるので利用者が安心できる
が実現できた。
13:05-13:35
フリーソフトApache+MySQL+PHPを使ったイントラネット用図書検索システム
− 追加システム費を必要としない社内所蔵図書総合目録DB構築の試み
−
INFOSTA SIG Webサイト研究部会
東レ(株) | ○真銅 解子 |
住ベテクノリサーチ(株) | 粟田 僚一 |
元 東京ガス(株) | 橋田 昌明 |
三木産業(株) | 飯塚 能章 |
マクセルエンジニアリング(株) | 尾島 清高 |
東京女子医科大学 | 杉山 尚子 |
三菱ガス化学(株) | 鈴木 一博 |
川鉄テクノリサーチ(株) | 段木 亮一 |
多地点に図書室を持つ企業の資料管理担当者にとって、社内の所蔵図書総合目録データベースはぜひとも必要とするものだが、図書検索の費用対効果を考えた場合、そのためだけのシステム費獲得は難しいと思われる。そこで、いずれもオープンソースでありライセンス費がかからないWebサーバ"Apache"、RDBソフト"MySQL"、及び各種データベースとの連携に優れていてかつウェブサイトを簡単に構築できるスクリプト言語"PHP"を用い、多地点所蔵データを集積・検索する、機能重視で簡易なイントラネット用図書検索システムの作成を試みた。
(5分間 休憩)
13:40-14:10
ビジネス支援ライブラリーTOKYO SPRingの1年
− ビジネスの日常から創業・起業支援機能を目指して
−
東京商工会議所経済資料センター 村田 守男
1.来館者の推移
2.利用実績
3.今後の課題
14:10-14:40
IHI技術情報センターの紹介
− ライブラリーの移転とリニューアル後の様子
−
石川島播磨重工業(株) ○櫻井 佳子 大石 祐可
H14年4月にIHI技術開発本部が横浜に集約され,これに伴い技術情報センター(ライブラリー)も移転することとなった。移転してから約1年が経過したが,移転前の環境や移転に関するスケジュール,現在行なっているサービスや問題点など,IHIのライブラリーを紹介する。
(10分間 休憩)
C−3 <情報検索> 座長:越智泰子(アイ・エー・シー(井上学術情報センター)
14:50-15:20
検索者から見た全文検索システム
− 雑誌記事索引におけるケーススタディー −
(有)アイ・エー・シー(井上学術情報センター) 鈴木 尚志
従来の統制語や切り出し語を使った検索システムに加え、トークン等を使った文字列を対象とする検索システムが提供されるようになり、検索者としてはそれぞれの特徴を把握して適切な結果を得られるよう注意を払う必要がある。これに関する事例と考察を発表する。
15:20-15:50
「JOIS」の新しいサービス
− 原文献へのフルテキストサービスを実現 −
科学技術振興事業団 鈴木 至
科学技術振興事業団(JST)が提供しているオンライン文献検索システム「JOIS」は、2003年4月より新しいサービスを開始した。従来からのコマンド検索に加え、Web上で簡単に検索を行える「JOISEasy」、Web環境においてコマンド検索を行える「JOIS
on the Web」という2つの検索インターフェースを提供する。また、検索結果から直接、電子ジャーナルサイトでの原文献のPDF閲覧や、電子ジャーナルの論文単位での購入を実現した「JOISLink」を提供する。本発表では、新しく生まれ変わった「JOIS」のサービス概要を紹介する。
17:10-19:00
情報交換会