標準化活動

情報関係の標準化(参考: 標準化の世界)について、当協会は早くからその重要性について啓発に努めてきました。現在標準化委員会を中心として、次の4つの活動を行っています。

  1. 国際標準化機構(International Organization for Standardization; ISO)の次の専門委員会(Technical Committee; TC)の国内審議団体活動
    1. 専門用語及び他の言語,情報内容の資源(TC 37
    2. 情報とドキュメンテーション(TC 46
  2. 日本産業規格(Japanese Industrial Standards; JIS)原案作成や5年見直しの審議
    • 2024年度は、日本規格協会のJIS原案作成公募制度に応募して、JIS X 30302:2025 記録のマネジメントシステムー実施の指針と、JIS X 30301:2023/AMENDMENT 1:2025 情報及びドキュメンテーション-記録のマネジメントシステム-要求事項(追補1)の改正原案作成を行った。
    • これまで当協会で原案作成を行った主なJIS
      • JIS X 0304:2021 国名コード
      • JIS X 0305:2020 国際標準図書番号(ISBN)
      • JIS X 0306:2023 国際標準逐次刊行物番号(ISSN)
      • JIS X 0307:2021 国際十進分類法(UDC)
      • JIS X 0308:2022 国際標準レコーディング(ISRC)
      • JIS X 0814:2017 図書館統計
      • JIS X 0902-1:2019 記録管理-第1部: 概念及び原則
      • JIS X 30300:2023 記録管理―基本概念及び用語
      • JIS X 30301:2023 記録のマネジメントシステムー要求事項
      • JIS X 30301:2023/AMENDMENT 1:2025 情報及びドキュメンテーション-記録のマネジメントシステム-要求事項(追補1)
      • JIS X 30302:2025 記録のマネジメントシステムー実施の指針
      • JIS Y 17100:2021 翻訳サービスー翻訳サービスの要求事項
  3. 当協会関連分野でのその他の標準化
    • 2024年度は以下の活動を実施した。
      • 令和6年度 経済産業省 国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金「デジタルデバイド解消とパーソナルデータ活用のための対話AIのガバナンスに関する標準化の調査」
      • 令和6年度 経済産業省 政府戦略分野に係る国際標準開発活動「用語エントリに関する標準化活動」
  4. 標準化啓発・広報活動
    • 情報関連の標準に関する啓発・広報活動