研究活動

OUG  SIG  3i研究会  AI利活用研究会  標準化活動  著作権問題

日本オンライン情報検索ユーザー会 Online Users Group (OUG)

情報検索の有効な手段であるオンライン情報検索を利用する場合、検索技術の巧拙、たとえばデータベースと質問項目の選択、論理式の組み方等によって検索 効率に大きな影響が出てきます。そこで、OUGではお互いの問題の改善と技術の向上を図るとともに、データベース、システムの提供側に対して問題の指摘、 改善の提案を行うことを目的として活動しています。全会員が参加する総会、研究会と希望登録参加の分科会が開催されます。現在、次の分科会が活動しています。

 

専門部会 Special Interest Groups (SIG)

専門部会は、会員が自由に特定のテーマについて研究活動を行う場として設置されたものです。開催頻度、会費は各部会によって異なります。現在は次のグループが活動を続けています。

 

3i研究会(Information, Infrastructure, Innovation) - 情報を力に変えるワークショップ -

3i研究会は、論文、特許、書籍、ビジネス情報、Web情報等の多様な情報源を用いて、活用シナリオを想定した解析を参加者自身で実践することにより、解析スキルの向上や情報の新しい活用方法を獲得することを目的として、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と連携し、2013年8月に活動を開始しました。研究会には、企業、大学等から多数のインフォプロの方に参加していただき、活発な議論が行われています。研究活動は、グループに分かれて約一年かけて行われ、その成果は当協会の機関誌、「情報プロフェッショナルシンポジウム」等で報告されます。
3i研究会の詳細はこちら

 

AI利活用研究会 〜未来を切り拓くプロフェッショナルたちの集い〜

ChatGPTに代表されるさまざまなAIツールが社会に大きなインパクトを与えつつある今、情報にかかわるプロフェッショナルにとって、これらのツールを戦略的に活用し、新たな価値を生み出していくことが喫緊の課題となっています。
そこで、INFOSTAでは「AI利活用研究会」を新たに立ち上げることといたしました。
本研究会は、AIツールを実践的に活用し、業務の効率化や高度化を図るとともに、活用の際に生じる課題や悩みを共有し、ともに解決策を探るための場となります。
AI利活用研究会の詳細はこちら

 

標準化活動

情報関係の標準化について、当協会は早くからその重要性について啓発に努めてきました。現在標準化委員会を中心として、次の4つの活動を行っています。

    1. 国際標準化機構(International Organization for Standardization; ISO)の次の専門委員会(Technical Committee; TC)の国内審議団体活動
      (1)「専門用語及び他の言語,情報内容の資源」(TC37)
      (2)「情報とドキュメンテーション」(TC46)
    2. 日本産業規格(Japanese Industrial Standards; JIS)原案作成や見直しの審議
    3. 当協会関連分野でのその他の標準化
    4. 情報関連の標準に関する啓発・広報活動

 

著作権問題の研究

新しいメディアをめぐって、著作権の問題が大きくクローズアップされており、著作権法について種々の検討がなされています。当協会は、著作者の権利を尊重しつつ、情報の流通・利用の専門の立場から提言する努力を行います。

  • INFOSTA著作権委員会として意見を提出いたしました。(2024年6月22日)
    「著作権法施行令の一部を改正する政令(案)」に関する意見募集の実施について」(文化庁著作権課)
  • INFOSTA著作権委員会として意見を提出いたしました。(2024年2月12日)
    「AIと著作権に関する考え方について(素案)」に関する意見募集の実施について(文化庁著作権課)
  • 著作権パブリックコメントを提出いたしました。(2022年11月4日)
    「著作権法施行令の一部を改正する政令(案)」及び「著作権法施行規則の一部を改正する省令(案)」に関する意見募集について(文化庁著作権課)