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情報関連分野の専門家の講演と参加者各位の人的ネットワークの構築を目的とする懇親会をセットにした「じょいんと懇話会」を今年も開催いたします。今回は、デジタルアーカイブについて造詣が深い関西大学総合情報学部の研谷紀夫准教授をお迎えしてご講演いただきます。 近年タブレット端末やスマートフォン等により手軽にデジタルコンテンツにアクセスできるようになりました。とりわけデジタルアーカイブでは、デジタル化された図書・出版物、公文書、美術品・博物品・歴史資料等を効率よく発見し利用することができます。 これらの文化資源のデジタル化については、国立国会図書館や総務省、東京大学などが各種のガイドラインやハンドブックを発刊しています。代表的なものをあげれば、国立国会図書館の『国立国会図書館資料デジタル化の手引き2011年版 』や、総務省が発刊した『デジタルアーカイブの構築・連携のためのガイドライン 』と『震災関連デジタルアーカイブ構築・運用のためのガイドライン 』さらに、東京大学が発表した『文化資源デジタル化のためのハンドブック 』などをあげることができます。 しかし、これらの中には300頁以上に上るものもあり、それらを読みこむ多くの時間を要します。また、各ガイドラインの目的はそれぞれ異なっており、構成や内容においても様々な違いがあります。またその一方で、デジタル化のプロセスや権利に関する情報については、多くの共通点もみられます。 このようなガイドラインに関する状況を踏まえ、本懇話会では、これら4つのガイドラインを比較検討し、それぞれのガイドラインの構造と特徴を捉えながら、各書は様々な用途に対して、どのように活用することができるかについて、解説をして頂きます。また講演会後の懇親会では、リラックスした雰囲気で交流を深めたいと思います。会員、非会員を問いませんので、奮ってご参加ください。 |
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■ テ ー マ 「文化資源のデジタル化に関する各種ガイドラインの概要とその活用へのアプローチ」 | ||
■ 講 師 研谷 紀夫 氏(関西大学総合情報学部 准教授) | ||
【プロフィール】 2007年 東京大学大学院学際情報学府博士過程修了 博士(学際情報学) 2008年 東京大学大学院情報学環 特任助教 2011年 東京大学大学院情報学環 特任准教授 2012年 関西大学総合情報学部 准教授 【著書等】 •研谷紀夫,デジタルアーカイブにおける「資料基盤」統合化モデルの研究 ,勉誠出版,2009 •研谷紀夫, 皇族・華族を対象とする人名典拠情報の構築とDigital Cultural Heritage への活用、アートドキュメンテーション研究, NO19, pp36-53,アートドキュメンテーション学会,2012 •研谷紀夫,社会的ネットワークを重視した人名典拠情報の構築-戦前期の写真師を対象とする人名典拠を中心として-,アートドキュメンテーション研究,No.17,pp31-pp52, アート・ドキュメンテーション学会,2010 その他、論文多数。 |
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■ 日 時 2014年11月28日(金) 18:30~19:30 講演 19:30~21:00 懇親会 (立食パーティ) ■ 場 所 『大阪市中央公会堂』大会議室 (重要文化財指定建造物) 大阪市北区中之島1丁目1番27号 06-6208-2002 地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅下車1番出口から 徒歩約5分 京阪電鉄「淀屋橋」駅下車徒歩 約5分 http://osaka-chuokokaido.jp/ ■ 定 員 40名(先着順)※会員・非会員のどなたでも参加可能です。 ■ 参 加 費 3,500円(懇親会代込み) ■ 申込方法 下記項目①~⑤を明記の上、電子メールにてお申込みください。 申込先:INFOSTA西日本委員会「じょいんと懇話会担当」 項目:①2014/11/28じょいんと懇話会申込み(主題/Subjectにお書きください) |
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