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目次前回 < > 次回 第 330 回化学分科会開催報告
日時 2013 年 1 月 15 日 (火) 14:00-16:15
場所 催場所:一般社団法人化学情報協会 講習会室

配布資料

[テーマ]

  1. STN の最近の強化点
  2. 新プラットフォームについて

[概要]

  1. STN の最近の強化点

    STNの最近の強化点について、JPFULL ファイルと PQSciTech ファイルと ReaxysFile ファイルを塩永様にご説明頂いた。JPFULL ファイルは順次 1964 年まで遡及される予定だが、2013 年 1 月現在では 2004 年出願分まで収録されている。PQSciTech ファイルは STN で提供されていた 25 ファイルを統合して公開された。重複レコードが完全に除かれていないため、重複文献除去を実施してから回答表示を行う必要がある。ReaxysFileファイルは、2012 年 8 月に無機化合物、特許由来の物質約 800 万件の情報が追加された。また、熱膨張などの新規フィールド追加、反応情報、表示形式の強化も実施された。

     その他の強化として、アラートの SDI STANDARD オプション、CASREACT ファイルの強化、INPADOC ファイルの CPC 収録開始についてもご紹介頂いた。

  2. 新プラットフォームについて

    STN 新プラットフォームのベータ版について、パワーポイントでご説明頂いた。定額ユーザには公開されている。STN新プラットフォームに移行後も、現在のシステムとはしばらく並行運用される。