トップ 日本オンライン情報検索ユーザ会 (OUG)

目次前回 < > 次回 第 306 回化学分科会開催報告
日時 2009 年 12 月 8 日 (火) 14:00-17:00
場所 (社) 化学情報協会 講習室

配布資料

[テーマ]

  1. SciFinder (Web版)
  2. STNの最近の強化

[概要]

1. SciFinder (Web版)

 化学情報協会 橋永様にSciFinder (Web版)について、特にクライアント版との違いを中心にお話しをうかがった。

 SciFinder (Web版)では、結果をサーバに保存できる、コメントを共有できる、得られた反応から類似の反応を探す、タスクの始まりにメッセージが表示されるなどの新機能が追加されている。

 クライアント版との違いは、Web版とクライアント版で保存した回答の互換性がないこと、クライアント版からのKeep Me Postedの移行が出来ないこと、構造検索でPreviewがないことについて説明頂いた。

 Web版はソフトのインストールの必要が無く、バージョンアップも容易なため、今後の機能強化について期待したい。

2. STNの最近の強化

 化学情報協会 石神様にSTNの最近の強化について、お話しをうかがった。

 2009年5月以降のCAplus/CA、WPINDEX/WPIDS/WPIX、INPADOCDB/INPAFAMDB、USPATFULL/USPAT2、PCTGENEファイルの強化点についてご説明頂いた。詳細は化学情報協会HPをご覧頂きたい。

 CAplus/CAファイルでは、被引用情報の検索が可能となった。被引用文献数はReference情報全てではなく、CAplus/CAファイルに収録のあるものが反映される。