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目次、前回 < > 次回 | 第 292 回化学分科会開催報告 |
日時 | 2007 年 12 月 18 日 (火) 14:00-17:00 |
場所 | (社)化学情報協会 講習室 |
配布資料:
[テーマ]
[概要]
化学情報協会 船戸様に STN Viewer と CAS関連製品についてお話しをうかがった。
2006-2007 年の STN/CAS 新サービスとして、STN Viewer と STN Anavist があり、その機能と違いについて、ご説明頂いた。STN Viewer は特許の評価・管理ツールとして、STN Anavist は技術動向の解析に利用できる。STN Viewer は STN の特許全文DBに収録されている特許が対象となる。特にソフトのインストールの必要がなく、評価結果のデータを関係者間で共有できる。全文あるいは法的状況を見ると課金される。日本特許などを網羅的に収録したい場合は利用できないが、PCT、US などのウォッチには利用できる。STN Anavist は V2.01 より WPI を解析可能となった。また、多色ハイライト機能も追加された。
今後のサービスとして、Chemical Abstract Web Edition、SciFinder Web、SubScape をご説明頂いた。Chemical Abstract Web Edition では CA on CD では 1 年ごとであった検索が、1996 年以降の購読期間を一括して検索できるようになる。SciFinder Web はソフトをインストールする必要がなくなり、SciFinder とほぼ同様な機能が利用できる。SubScape は化合物ビジュアル化ツールとのことであった。SciFinder WebとSubScape はエンタープライズ契約のユーザから、Chemical Abstract Web Edition は CA on CD 2008 年版購読者からサービスが提供される。