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[テーマ] 海外の化学物質の規制情報を検索できるデータベースとその比較

　CHRIP,TSCA, ESIS, 日化辞WEB など無料データベースと有料データベースCHEMLIST の比較を行った。URLは以下の通り。

• CHRIP: http://www.safe.nite.go.jp/japan/db.html
• TSCA: http://msds.ehs.cornell.edu/
• ESIS (European Chemicals Bureau): http://ecb.jrc.it/
• 日化辞 WEB: http://nikkajiweb.jst.go.jp/
• ChemIDplus: http://chem.sis.nlm.nih.gov/chemidplus/

　TSCA の最新データが収載されているかを比較した。TSCA は前回 2006 年 1 月から最新 2006 年 12 月までに約 100 物質が追加されているが、日化辞 WEB，Cornell 大学のサイト、ChemIDplus には追加されていなかった。CHRIP には追加されていた。ChemIDplus では Locator の検索で収載件数が確認できるが、2006 年 1 月までは収載されているようであった。

　ESIS の結果表示では、優先的に毒性データなどを取得している化学物質は表示される内容が多く、データシートなども公開されていた。

　また、NITE 大久保氏より OECD の化学物質情報ポータル Grobal HPV Portal の紹介があった (詳細はこちらを参照)。 CAS 番号を入力すると、CHRIP, ESIS, SIDS, IPCS などのサイトへのリンクが表示される。来年より公開の予定。