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2003. 11. 11 (植村氏報告)

新聞記事による知的財産問題の動向

< 2003 (H15). 10. 13〜2003 (H16). 11. 10 (日本経済新聞) <

年月日 タイトル 概         要 備  考
・H15.10.15   ・「知の潜在力」トヨタ首位  ・知的資産を使ってどれだけ価値をを創出する力を備えているか--製造業対象に定量分析--潜在力加味し企業価値試算 ・知財力指数 
・H15.10.16   ・発明奨励--労使で事前算定 ・特許庁が法改正案--ル−ル作り求める-- ル−ルに基づき計算する報酬を相当の対価と規定 ・職務発明 
・H15.10.16 ・経産省--特許の資産 ・将来の収益予想を元に価値計算する割引現在価値(DCF)法等の基準を05年までに ・資産価値査定
・H15.10.17   価値評価法指針作り・実用新案復権なるか  ・権利保護10年、特許への昇格認める-- 商品の平均寿命8年、特許昇格で特許出願の集中緩和を期待 ・実用新案改正 
・H15.10.19   ・知財訴訟に非公開制 --政府--企業秘密保護へ導入 ・知的財産権の保護強化の一環--裁判官の判断により傍聴人退席できることに--裁判は公開が原則--例外を認める ・知財裁判 
・H15.10.21   ・発明の対価-キャノン元社員10億円求める ・東京地裁に提訴--レーザー印刷技術で・これまでの裁判--最高裁--社内規定を超えた請求を認める判断 ・特許訴訟-発明の対価
・H15.10.21 ・財務省--知財保護、ア ジアと協調 ・研修受け入れ、職員派遣し制度整備--模倣品貿易防ぐ ・知財保護
・H15.10.27 ・知財高裁に「技術判事」--政府素案 ・先端分野の専門家起用--巡回裁判制度も導入---技術判事一人と裁判官二人の合議体 ・知財裁判制度
・H15.10.27 ・松下電工--発明報酬を全面改定--金額10倍 ・退職時に将来分も支給--現行2-10万円を ・発明の報酬
・H15.10.27 ・日本アイアール--米国特許の基礎学べる教材制作 20-100万円に、特別賞最高一千万円・ビデオとDVD--価格一セット48万円 ・教材
・H15.10.27   ・文化庁-法改正へ--貸本から著作権料徴収  ・漫画や人気小説・レンタル急増--貸与権1984 年規定--貸本等の出版物除外--状況の変化 ・貸与権 
・H15.10.29   ・三菱電機の元社員-- 開発対価として2億円求める提訴 ---早ければ2005年1月から実施・フラッシュメモリ-技術--那覇地裁に提訴・5件の特許と1件の実用新案で相当の対 ・知財裁判 
・H15.11.04 ・知的財産権保護-中国に強化要請 価算出58.8億円の一部2億円を請求・財務省--中国の税関当局と模倣品等の物 ・模倣品対策
・H15.11.06 ・「国際収支」黒字150 億円--知的財産権 品の取り締まり強化の意見交換で・2001年度特許庁報告書--アジアに対し大幅黒字--米・欧州に対しては赤字 ・国際収支
・H15.11.08 ・弁理士の合格者2年で7割増加 ・2003の合格者550人--選択科目の免除制度の導入(2002年から) ・弁理士試験
・H15.11.09 ・日立-特許囲い込み-- 自社製品強化に転換 ・原則他社へライセンス供与しない体制へ--事業建て直しと韓国・中国の技術力アップ ・ライセンス供与