2015年3月16日(月) 13:30~16:30
Web API …… 最近よく耳にする言葉ではありますが、いったい何のことでしょう?
インターネットが普及する前から、情報専門職にとってデータベースは身近な存在でした。コマンドを一生懸命覚えて、検索式を工夫しながら入力する検索の時代は過ぎ、今ではWebブラウザ上で様々なデータベースを検索することができます。それだけではなく、様々なデータベースの中から検索者の好みで複数のデータベースを組み合わせて「自分だけの検索システム」を作ったり、写真や地図情報といった様々な情報源を掛け合わせて新たな発見をすることも少なくありません。こういった新しいサービスの裏側で、ベンダーもデータ形式も異なる様々なデータベースやウェブサービス間の障壁を取り除き、まるで全てが元々つながっていたかのように見せる仕組みとして代表的なものが、「Web API」です。
ビッグデータ、オープンデータ、マッシュアップ、ディスカバリーサービス…… 言葉を聞くことはあっても、それが何を指すのか、複数の言葉にどんな関係があるのか、どんなことができるようになるのか、それは自分の仕事や生活にどう関わるのか、情報専門職はどう変わっていくのか…… ちゃんと説明できますか?もちろん、情報専門職であるならば、それがどういう仕組みで機能しているのか、ぜひ理解しておきたいところです。
そこで、INFOSTA研修委員会では、Web APIについて基本から学べるセミナーを開催することに致しました。講師は、会誌『情報の科学と技術』2014年5月号で、総論「Web APIの過去・現在・未来」を執筆した、筑波大学の高久雅生(たかく・まさお)准教授です。高久先生は、『情報の科学と技術』編集協力委員を務めるだけでなく、Code4Lib Japanをはじめとして、情報システムに関する数多くの研修で講師を務めています。「システム系のセミナーには参加したことがない」「会誌の記事は読んだけれど、難しかった」「学ぶ機会があるのは知っているけれど、参加するにはなかなか敷居が高くて…」という方にこそ、ぜひ参加していただきたいセミナーです。実演も交えて、基礎からわかりやすく解説していただきます。
みなさまの御参加をお待ちしております。
講師
高久 雅生 氏 (筑波大学)
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